trainrioの世界

鉄道ファンの私、trainrioが、独自の鉄道趣味の世界を書いてゆきます。

3度目のバス遠足

10月2日の日曜日の子供会での市内見学から5日後の7日の金曜日、毎年10月恒例と言っても過言ではないバス遠足がありました。1年時は市内見学、2年時は市内の桂恋海岸へ水遊びでしたが、3年の今回は1年時と同様、市内見学でした。
前日に学校から帰宅して柔道に行くまでの間に、自宅向かいのスーパー「タイスイ」へ、おやつを買いに行きました。案の定、おやつコーナーには同じ学年の人たちや1年後輩、妹たちと同じ学年の人たちが集まっていました。
おやつの人気の目玉は、当時発売されたばかりの明治「ポポロン」という、小さなシュー生地にチョコクリームが入ったお菓子と、それまで一枚売りだったのが二枚売りされるようになった森永「エンゼルパイ」、そしてグリコのいちご味の「カプリコ」の少し小さいようなのが二個入っていたロッテの「ピップコーン」でした。
テレビで盛んに宣伝されていたのもあって「ポポロン」を買おうと思いましたが、175円で少々高い気がしたので、100円の二枚入りの「エンゼルパイ」にし、その他サッポロポテトやら別のチョコレート菓子やら、規定の700円以内に収まるように買いました。

当日、学校の玄関前に学年別に集まり、それぞれのバスに乗って学校を出ました。妹たちはどこに行ったか覚えていませんが、マンションの隣の部屋に住んでいた4年生の女子のTさんたちは、白糠町の上茶路というところへ行きました。夏休みにNHKの朝の道内ローカル番組「北海道の窓」で、その上茶路の青少年旅行村が紹介されていて、僕も高学年になったらその旅行村でキャンプがしたいと憧れていたところでした。学研の「3年の学習」のページを切り取って折って綴じた、野外キャンプの手引きを生かしたくてなおさらでした。
1年のときもでしたが、今回も教育実習の先生が一緒で、しかも1組と僕の4組だったのでバス内は一層にぎやかでした。
バスガイドさんの「皆さんおはようございます」のあいさつで、一瞬車内に心地良い緊張感と同時に安心感が生まれ、これから始まるバス遠足がどんなものかワクワクしました。
初めに西の方へ行き、夏休みにサイクリングで行った西港臨海公園の南側を通ると、北側に隣接する国鉄新富士駅に、小樽から来た釧路行き夜行普通列車「からまつ」が止まっていました。そして西港のフェリーターミナルに着き、当時東京~釧路間を結んでいたフェリーが停泊していて、フェリーの乗組員の人の説明で、そのフェリーが東京~釧路間を33時間で結ぶことを知りました。
次に東に向かい、国鉄東釧路駅南側あった、雪印乳業釧路工場を見学しました。牛乳やアイスクリームを作っていて、工場長さんが原料から製品までの工程を大まかに説明してくれました。
父が雪印の、学校近くの営業所に勤めているのを知っていて、担任の先生がそのことを工場長さんに話すと、工場長さんが僕の名札を見て、父のことを思い出したようでした。僕もみんなから注目されたようで、うれしい気分でした。
工場から出ると、お土産にアイスクリームをいただき、みんなしてバス内で食べました。雪印のカップ入りのアイス、バニラの香りと乳脂肪が濃くて、とても他社のは手が出ないくらいでしたが、今ではアイスクリームから撤退して食べられなくなり、寂しくなりました。
雪印から臨港鉄道の線路に沿って春採、そして望洋の方に向かうと、南に太平洋、北に釧路市内を一望でき、特に市内は仏様の骨が納められていると言われる「仏舎利塔」が目立ちました。
望洋から太平洋スカイランドに向かうと、1年のときと同様、幅の狭い線路を陸橋でまたぎましたが、前回は全く列車が見られなかったのが、今回は石炭を積むトロッコ列車が通過し、最後尾が見えました。そしてスカイランドに着いて休憩のときに、初めてそこから遠方に凸型の電気機関車が石炭積みのトロッコを連ねている全貌が見渡せました。
休憩中、他のバスも大まかに見渡しましたが、バスガイドさんが3人して話をしていたのを見ると、そのうちの一人が、何と夏休みのバスでの市内見学のときのガイドさんでびっくりしました。
スカイランドを出ると、幣舞橋南方の米町公園に行き、先生の説明で、釧路市街の幣舞橋すぐ南のロータリーのことやくしろデパート等のデパートのことが出、そして米町公園から見下ろす釧路港南岸に延びる鉄道が何かと先生がみんなに聞くと、僕はすかさず
「臨港鉄道!」
と、得意の鉄道の知識を思い切り叫んだのでみんな笑いました。その後、担任の先生と実習の先生と一緒にクラスの全体写真を撮りました。
米町公園を出ると、1年のときと同様に、鶴ヶ岱公園に着き、当時と同様、ここで昼食を取りました。お弁当を見せ合ったり、おやつを交換して食べたり、鬼ごっこ等で遊びましたが、そんな中、公園内のテニスコートで若い人たちがテニスをしていて、僕の担任も飛び入りでラケットを握り、途切れることなくラリーが続いたことに僕もみんなもびっくりしました。
鶴ヶ岱公園を出ると、幣舞橋を渡って北大通りに出ましたが、作業員が4体の女性のブロンズ像の手入れをしていて像に目を凝らしていたのを見て、女子たちが
「いやらしい!」
と言っていたのには、内心笑ってしまいました。
北大通りから釧路駅前を経て西に曲がり、市民の台所の和商市場と長崎屋の前を通りました。1月に「カサンドラ・クロス」を見た映画館「ピカデリー」の前も通りましたが、上映期間をとうに過ぎていたはずの「カサンドラ・クロス」の看板が掛かっていて、また上映されているのかと驚きました。さすがに見に連れて行ってもらえませんでしたが、それから11年して、その再上映の意外な理由を知ることになります。
ようやく3時過ぎに学校に帰り、解散してそのまま帰宅しました。家に荷物を置き、すぐそばのタイスイに買い物に行き、再び帰宅して当時5時から再放送されていたアニメ「コンバトラーV」を見ると、遠足の楽しい光景が思い浮かぶと共に、祭りの後のむなしさみたいな気分が交錯しました。

それにしても、夏休み、子供会、そして今回のバス遠足と、この年は実に3回もバスで釧路市内を見学することになりました。社会の授業で使った副教材「くしろ」での知識やゴールデンウイークと夏休み前のサイクリング体験と相まって、釧路市内の光景が僕の脳裏で一層立体的になりました。
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  1. 2016/07/25(月) 23:09:28|
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子供会での市内見学

再び3年生のころに。

10月に入り、柔道でランクアップして帰りに父の会社の車で同級生のT君ところの飲食店に行き、アイスクリームを食べさせてもらった翌日の2日の日曜日、僕が住む地区の子供会で貸し切りバスでの市内見学があり、親子参加で行きました。僕は妹と母とで、他には前のマンションのお隣りさんのHY君親子と彼と1年からずっと同級生のHR君親子ほか大勢が参加しました。
妹が卒園した幼稚園前の広い道路に朝9時ごろ集合して、みんなで乗って出発しました。夏休みのバス会社運行の市内観光とは違うルートだけに、今度は何が見られるのかとワクワクしました。
主立ったところでは、まず釧路西港のフェリーターミナルと近くの魚市場に止まり、バスガイドさんの案内を聴きました。外は曇っていて寒そうでしたが、車内にいたので寒さは感じませんでした。
次に、十條製紙工場近くだったと思いますが、日糧パンの工場内を見学しました。衛生上靴を脱いでビニール袋に入れて持ち運び、工場内はスリッパを履きました。白衣と白帽姿の作業員さんたちが、大きなステンレスの箱に入った、イーストで発酵して大きく膨らんだパン生地を焼き窯に専用の台車に載せて運んでいて、普段何気なく食べているパンが造られる過程がわかって印象を新たにしました。
お昼になり外も晴れてきたところで、東釧路駅裏の貝塚という高台の場所でみんなしてお弁当を広げて食べました。貝塚という場所だけあってちょうどそばの貝塚遺跡で発掘調査をやっていて、僕も母と妹その他して発掘に加わり、白い骨みたいなのが見えたので作業員さんに伝えると、目印に赤い箸を差しました。
発掘調査をしている横では、別の作業員さんたちが炭火でサンマを焼いてみんなに振る舞っていて、僕は食べませんでしたが母や他の友人のお母さんたちが食べました。
その後、小学校1年の秋のバス遠足でも寄った鶴ヶ岱公園に寄り、日曜日もあって公園内では露店が並び、ブルーシートの上に手作りの風車等のおもちゃが売られているところがあって、僕はその風車を買ってもらいました。
風車といってもただの一重のでなく、三重で前から小・中・大と重なっていて面白く、しばらく手に持って眺めていました。
しかしその風車をHR君に貸したところ、少しくしゃくしゃにして返してきたのでこちらが怒ってケンカになり、恥ずかしながら力で彼にかなわず負けて泣いてしまったところを、バスで同行したお姉さんに慰められて落ち着き、彼女や希望者と一緒にフォークダンスを踊りました。「オクラホマミキサー」や「マイムマイムマイム」等の定番に合わせて踊り、お姉さんと手をつなぐうちに、泣いたことなどすっかり忘れ、HR君がそばで冷やかすのもそっちのけで踊りに夢中になりました。
フォークダンスが終わったところで再びバスに乗り、駅前等を回って見て、15時ごろ集合場所の幼稚園前に戻り、そのまま解散して帰宅しました。夏休みに続く2度目の市内見学でしたが、この後、日を待たずして3度目の市内見学に行くことになりました。
  1. 2016/07/20(水) 07:46:49|
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話はさかのぼって…

僕が小学校1年の10月中旬くらいだったと思いますが、NHKで道内だけで毎週夜7時半から放送されていた道内紀行やドキュメント番組「ほっかいどう7:30」で、室蘭本線で室蘭から岩見沢に向かう蒸気機関車けん引の客車列車に乗って旅をする企画がありました。
これだけなら他の紀行番組と大差ありませんが、リポーターが同じNHKの人気ゲーム番組「連想ゲーム」の白組キャプテンでおなじみだった漫画家・加藤芳郎さんと、当時桜田淳子さん森昌子さんと並んで「三人娘」と称された人気アイドル・山口百恵さんという異色の組み合わせで、特に当時16歳の百恵ちゃんが一見縁のなさそうなSL列車に乗るというのが強く印象に残りました。
列車は汽笛一声室蘭を出まして、岩見沢までひたすら走りましたが、圧巻だったのは、蒸気機関車の運転台右側下の動輪近くに小型カメラを取り付け、複線の室蘭本線の対向列車も道中映し出していたことでした。線路近くから見上げるようにして映し出された対向列車は、あたかも小人がガリバーを見上げるかのようで、カメラのすぐ前で大きな動輪が力強く回るのと相まって大迫力でした。
室蘭本線は長万部(室蘭)~東室蘭~岩見沢を結ぶ路線で道内の貨物列車の重要経路で、当時主流の黒一色の一般貨物列車や後に主流となるコンテナ列車、まだ炭鉱が元気だった時代らしく岩見沢や夕張方面から苫小牧や室蘭に向かう石炭列車と頻繁にすれ違いました。また同じSL列車やディーゼル機関車けん引の客車列車、ディーゼルカーの普通列車ともすれ違いました。
更に苫小牧までは、そこから分岐する千歳線に直通するディーゼル特急や急行ともすれ違い、特に特急が映ったときは、北見時代に初めて札幌に行った帰りに特急「おおとり」に乗り、食堂車に入ったことが思い出されました。

その後、他の鉄道のことにかまけて加藤さんと百恵ちゃんのSL列車乗車記のことなどほとんど記憶にありませんでしたが、30年近くして鉄道雑誌でこの番組のことが文面に載っていて、記憶が蘇りました。

アイドルと鉄道、一見似合わなさそうな取り合わせでしたが、その後百恵ちゃんは鉄道と旅をテーマにした曲で大ヒットを飛ばすことになります。
  1. 2016/07/15(金) 19:10:35|
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