trainrioの世界

鉄道ファンの私、trainrioが、独自の鉄道趣味の世界を書いてゆきます。

その他もろもろ④

話は前月に戻って、10月9日だったと思いますが、日曜日の朝、北見の母方の伯母たち一家5人が車で遊びに来ました。8月の夏休みに僕たちが遊びに、9月の改築祝いに再び僕たちが北見に行きましたが、今度は伯母たちが釧路に来ました。
夏休みに北見に行ったときの話からまず盛り上がり、次いで上の従兄が、僕が札幌で買ってもらったポケットサイズの顕微鏡を見ましたが、たまたま暗かったか使い方を間違えて見えなかったのを
「何これ?見えないじゃない、壊れてる」
と言われて、実際は見えるだけに屈辱を感じました。
おしゃべりや家の近くで遊んだりした後、夕方前にテーブルの上にカセットコンロと鉄板を用意して、みんなして鉄板焼きを食べました。豚肉とピーマンやじゃがいも等の野菜をみんなでつつき合い、醤油ベースで油が入らずサラサラしたさっぱり味のタレで食べる鉄板焼きは、ジンギスカンと並んで北海道で野外やみんなして集まって食べる料理の定番でした。
食べ終わって夜7時くらいになり、伯母たちが車で帰って行ったときは、もう少しいてほしいと寂しくなりました。

伯母たち一家は、僕たちが新しいマンションに越した翌月の6月にも釧路に来まして、このときは一旦車で自宅に来て、みんなしてバスで釧路の街に繰り出し、当時にぎわっていた丸三鶴屋とくしろデパートで買い物をし、昼食を丸三鶴屋の食堂で楽しみました。いつもなら僕は普通のカレーライスかラーメンを注文するところを、このときはかねてからメニューで気になっていたカツカレーを初めて注文しました。
カツカレーが僕の前に出されて早速かぶりつきましたが、普通ならスプーンのところがカツを食べるのに都合がいいようにフォークで食べるようになっていた意外さと、カツからジュワッとにじみ出る脂のうま味とカレーのうま味が実によく合って、今まで食べてきたカレーがこのときばかりは物足りなく思えたくらいの至福の美味でした。まして家族だけでなく伯母たちも一緒のにぎやかな中でだっただけに、なおさら人生初のカツカレーの味が脳裏に焼き付きました。

再び10月で、後半の木曜日、柔道が終わって夜8時くらいに帰宅すると、父の職場の人たちが飲みに来ていて、テレビの前の居間は一杯になっていました。
とても僕と妹が座れる状態ではなく、妹は既に夕飯を終えて2階にいまして、柔道帰りでこれから夕飯の僕は、居間から2階に直結する階段の入口に座り、母から作りたてのたぬきうどんの丼を受け取って、ビールでにぎわう父たちをよそに、階段に引っ込むようにしてせかされる思いで食べました。それでも父たちのにぎやかな話し声が、うどんのおいしさを一層引き立てました。
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  1. 2016/11/30(水) 22:49:47|
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釧路での観劇③

厚生年金体育館での「ブレーメンの音楽隊」公演からちょうど1週間後の11月11日の金曜日、今度は小学校で給食と昼休み後の5・6時間目を利用して、体育館で全校での、劇団公演の観劇会がありました。
タイトルは「チポリーノの冒険」。
イタリアの物語で、玉ねぎ坊やのチポリーノが、村のさくらんぼ王子始め他の野菜や果物さんたちと一緒に、村人たちを苦しめる宿敵のレモン大侯たちと手下のトマト騎士と戦って彼らを負かし皆でハッピーエンドとなるものでした。
初めに、頭が玉ねぎのような形で薄い金色のチポリーノが、照明が消えてスポットライトを浴び、水色の半ズボン姿で足踏みしながら
「これから村人たちを助けるぞ!」
という表情で劇中歌を元気よく歌い、本編に入りました。仲間の野菜さん果物さんたちの一人のさくらんぼ王子は、さくらんぼらしく金ボタンの赤い上着に膝までの赤い半ズボンに白いタイツ姿で、半ズボンの裾にはさくらんぼの飾りが付いていて、主役のチポリーノ以上に印象的でした。
仲間たちができ、心強くなって足取りも弾んできたところで宿敵のトマト騎士と顔を合わせ、いがみ合いの末にレモン大侯たちと共に武器を手に襲撃し、チポリーノたちも剣や武器を手に大侯と騎士たちと戦って、ドキドキハラハラさせながらも見事勝利を収め、村人たちも苦しみから解放されて、全校児童全員が笑顔になるほどのハッピーエンドなりました。

「チポリーノ~」は、原作は知らず、1年の音楽の時間に学年で作ったプリントで劇中歌とは違う歌を習いました。
「玉ねぎにおいの嫌いなやつはレモン大侯トマト騎士♪」
「チポリーノチポリーノ~僕も行こう♪」
「チポリーノチポリーノ~僕も仲間♪」
等のフレーズから成る歌詞は、今回の公演のストーリーまさにそのもので、無関係だったとは思いますが、あたかも1年で習ったその歌にちなんで、劇団を招き本公演が行われたかのようでした。
公演から数日後、児童玄関前のプレールーム左側入口横の掲示板には、キャストやスタッフの皆さんが、役名や担当の下に自分の氏名を寄せ書きした色紙がしばらく貼られて、前を通る度に釘付けになりました。

3回になった3年のときの観劇でしたが、この校内公演は、給食の好き嫌いや運動オンチでクラスで肩身の狭い思いをしていた僕にとって、砂漠の中のオアシスに感じられた公演でした。そして何かがありそうな気がしてきました。
  1. 2016/11/20(日) 00:29:36|
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釧路での観劇②

こちらは3年の、11月に入りクラスで班替えがあってまだ間もない4日だったと思いますが、釧路の厚生年金体育館で、劇団の公演があり、ご近所さん始め子供会ぐるみで見に行きました。
公演は二部構成で、初めにグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」が上演されました。
働けなくなったロバ、スープにされそうになったニワトリ、飼い主から迫害されたイヌとネコの四動物が、音楽隊に入ろうとブレーメンの町を目指して旅し、途中ある家で泥棒たちが酒盛りをしていたのを見て、泥棒を追い出して家を乗っ取り、泥棒たちは家を奪い返そうとして奪い返せず、以後動物たちは歌を歌ったり楽器を奏でながら暮らしたという物語ですが、通常なら団員が演じるか人形劇というところが、団員たちが
「これは自由自在に形を変えられる、不思議な不思議な針金じゃ!」
と、しわがれっぽい声で説明しながらラメっぽく光るその針金を見せて、それで動物たちを作り、またネコの涙等、効果を出す小物もその針金で作って演じるという、今まで見たことない手法でした。
あらかじめ用意してあったのでしょうが、初めに作った大きめの針金の動物が、一度暗幕に隠れてすぐに小さくなって出てきてブレーメンに向けて旅をする場面は、あたかも大きな動物がそのままその場で小さくなったかのように見えました。

物語が終わって今度は、白くて細いプラスチックのパイプでできた棒や輪をたくさん用意し、それで手始めに簡単な動物や○や□、△の形を作り、動物も小さいのから徐々に大きいのを作り、そして観客の人たちにも舞台に上がってもらい、棒や輪を持ってもらって、何ができるかと思ったら、何と大きな竜になりました。その竜を団員と観客たちで、あたかも大空を悠々と力強く舞っているように動かしましたが、実に滞りなく滑らかに舞台の全員が竜を動かしていたのに目を張りました。その竜を動かしていた観客の一人に、僕のクラスの同じ班の人で、2年の終わりに詩文集を出版した女子YNさんがいて驚きました。
その竜の舞が終わり、公演もクライマックスで、テンポの速い音楽が流れて、先の棒や輪でいろんな小物を作り、
「お山の中行く汽車ポッポ~♪」
の歌詞で知られる童謡「汽車」のメロディーが流れると、棒で車体や煙突を作り、輪を車輪にして蒸気機関車を作って走らせ、機関車をばらして最後に棒だけで
「サヨナラ」
と文字を作って団員たちで読み上げてお開きとなりました。「汽車」のメロディーが流れたとき、歌詞に
「機関車と機関車が前引き後押し何だ坂こんな坂~♪」
とあったのを思い出し、今のJR御殿場線(国府津~御殿場~沼津)が昭和9年まで東海道線だったころに、蒸気機関車の前引き後押しで列車が山越えをしていた情景がありありと浮かびました。

金曜日だったので柔道もなく最後まで見られ、体育館から自宅までみんなして帰る夜道も楽しかった公演でした。
  1. 2016/11/09(水) 23:49:36|
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