trainrioの世界

鉄道ファンの私、trainrioが、独自の鉄道趣味の世界を書いてゆきます。

父と車で市内を回る

夏休み中の定期観光バス、10月の子供会と学校のバス遠足と、3回も市内見学をした小学3年時代でしたが、そのバス遠足から10日もたたない10月16日(ということにしておきます)の日曜日、今度は父と会社のライトバンで釧路市内を見て回りました。
市内といってもまずは隣町の釧路町に入り、今や国立公園となった釧路湿原に近い小高い山と森林そばを通りました。時期が時期だけに肌寒く、しかし葉っぱは茶色や黄色に色付き、まさに紅葉シーズンでした。
山や森林を後にして国鉄釧網本線に沿い、木造の小さな遠矢駅に寄り、駅舎内に入りました。遠矢駅は当時は木造の小屋でしたが、駅員が数名いて、切符を売ったり信号操作や隣駅との電話のやり取りをしていました。
駅前には小さな木造の商店があり、店の前の小さな流し台には流水で冷やされたファンタやコカ・コーラ、ラムネ等の飲み物が置かれていて、街の駄菓子屋さんの趣でした。
改札口の真上に黒板に白いペンキで書かれた時刻表が掛けられ、左から列車番号・車両種別・時刻・行先の順に表示されていて、車両種別で
「気」
は気動車(ディーゼルカー)とわかりましたが、機関車で引く客車列車は
「客」
かと思いきや
「混」
となっていて、すぐさま客車と貨車を一緒に連結した混合列車とわかりました。
当時の釧網本線は、網走~釧路間に下り3本上り2本、網走~弟子屈(現・摩周)間に1往復、釧路→斜里(現・知床斜里)間と斜里→網走間に上り各1本ずつ計9本の客車列車が走っていましたが、そのすべてが貨車を連結した混合列車で、機関車と客車と貨車が好きな僕には憧れの的でした。ただ、釧網線に乗るときはみんな気動車急行で、各駅に停車して時間のかかる混合列車はまず乗らないだろうと思い、寂しい気がしましたが、後に思いも寄らず乗ることに…。
釧路湿原を後にして釧路町内を出、東釧路駅から臨港鉄道の線路に沿って春採湖を回り、初めて仏舎利塔の真ん前を通り、バス遠足で行き慣れた鶴ヶ岱公園に寄り、公園内の郷土博物館に初めて入りました。
入館料が50円という安さに驚き、館内を見て回りましたが、先住民たちの住居や明治時代の人力車の実物、明治時代の測候所や停車場(駅)等の写真に、何とも言えぬ衝撃を受けました。
壁には白い木の板に黒い筆書き文字での釧路の年表が掛けられて、釧路に入植者が住み着いてから今に至るまでの歴史が詳しくわかりましたが、その中で
「大正6年 釧路~厚岸間に鉄道開業。釧路駅が現在地に移転。それまでの釧路駅は浜釧路駅と名を変えて貨物駅となる。」
の史実に釘付けになりました。明治34年に釧路~白糠間に鉄道が開業した当時の釧路駅は、今の幸町鉄道公園に隣接した場所(市役所近くの現・釧路市こども遊学館付近)にありましたが、厚岸まで開業したときに現在地に移転し、旧駅は浜釧路駅に改称され貨物専用駅となりました。
別の部屋では釧路湿原や阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖周辺のガラス張りのジオラマが展示されていて、こちらは昭和30年代以降の様相を呈していました。黒と白の交互の線でおなじみだった国鉄の線路の記号が引かれていて、西側に
「相生線」
と白い絵の具で書かれ、終点の北見相生駅が、旧国名の「北見」を省略して、単に
「相生駅」
と書かれていました。そして東側の国鉄線の記号横には
「釧網線」
とありました。
実質年内4回目の市内巡りでしたが、学校でも子供会でも定期観光バスでも寄らなかった郷土博物館に初めて入り、明治時代の建物の写真や人力車等の実物を目にして、点から線、線から立体となった僕の心の中の釧路の光景に、今度は歴史の帯が加わりました。

帰宅するとちょうど昼を回っていて、当時発売されて大人気だったマルちゃんのカップ麺「ノンフライしょうゆ味」を買って食べました。油揚げ麺が主流な中で珍しかったノンフライ麺で、街のラーメン店さながらの生麺の味で、当時
「おかわり!」
「食べ過ぎ注意!」
と野外でキャンプに出た姉弟が応酬するCMが特徴的で、クラスでも給食の時間にこのフレーズを真似して笑いを取った人がいました。
当時発売されたカップ麺には、他にエースコックから「おたまちゃん」という、かに玉が乗った麺があり、こちらは今は亡き落語家の三遊亭円右さんが出ていて、女性コーラスの
「おたまちゃ~ん♪」
のフレーズを僕がクラスでほざいて周囲が笑っていました。同社からは更に、固形ルーが入っているカレーヌードルが発売されていて、カップヌードル等他社のカレーヌードルのカレーが粉末だっただけに、固形ルーがカップ麺に入っていたのは衝撃で、よく自宅隣のタイスイや父の会社隣のスーパーまつだで買って食べました。
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  1. 2016/08/05(金) 22:05:06|
  2. その他
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コメント

古い方は

 リオ様、博物館は現在の立派な方しか入ったことが無く、旧館は全く分かりませんが、昔の釧路の鉄道のことがよく分かる面白い資料がおおかったのですね。木造2階建てでしたでしょうか?

 多くのカップラーメンシリーズですが、商品名を聞いてもちょっとこちらの記憶にありませんが、カレールーの入ったラーメンは記憶にあります。でも、カップヌードルのカレー味に人気でかなわないですね。やはり日清は強いのでしょうか?
  1. 2016/08/14(日) 22:06:36 |
  2. URL |
  3. 函館不名誉市民 #-
  4. [ 編集 ]

Re: 古い方は

函館不名誉市民様、博物館旧館は、昔の釧路の鉄道のことがよく分かる資料はそれほど多くはなかったと思います。鉄道の部分に僕が強烈に印象を覚えたまで。そう、旧館は木造モルタル2階建てでした。

固形ルーの入ったカレーヌードルは印象的でしたし、他のカップラーメンもバリエーションに富んでいて店の商品棚やテレビCMがにぎわった時代でしたが、カレーヌードルは他社製品も悪くはないけど、やはり日清に限りますね。
  1. 2016/08/15(月) 07:08:56 |
  2. URL |
  3. trainrio #-
  4. [ 編集 ]

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