trainrioの世界

鉄道ファンの私、trainrioが、独自の鉄道趣味の世界を書いてゆきます。

釧路での観劇②

こちらは3年の、11月に入りクラスで班替えがあってまだ間もない4日だったと思いますが、釧路の厚生年金体育館で、劇団の公演があり、ご近所さん始め子供会ぐるみで見に行きました。
公演は二部構成で、初めにグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」が上演されました。
働けなくなったロバ、スープにされそうになったニワトリ、飼い主から迫害されたイヌとネコの四動物が、音楽隊に入ろうとブレーメンの町を目指して旅し、途中ある家で泥棒たちが酒盛りをしていたのを見て、泥棒を追い出して家を乗っ取り、泥棒たちは家を奪い返そうとして奪い返せず、以後動物たちは歌を歌ったり楽器を奏でながら暮らしたという物語ですが、通常なら団員が演じるか人形劇というところが、団員たちが
「これは自由自在に形を変えられる、不思議な不思議な針金じゃ!」
と、しわがれっぽい声で説明しながらラメっぽく光るその針金を見せて、それで動物たちを作り、またネコの涙等、効果を出す小物もその針金で作って演じるという、今まで見たことない手法でした。
あらかじめ用意してあったのでしょうが、初めに作った大きめの針金の動物が、一度暗幕に隠れてすぐに小さくなって出てきてブレーメンに向けて旅をする場面は、あたかも大きな動物がそのままその場で小さくなったかのように見えました。

物語が終わって今度は、白くて細いプラスチックのパイプでできた棒や輪をたくさん用意し、それで手始めに簡単な動物や○や□、△の形を作り、動物も小さいのから徐々に大きいのを作り、そして観客の人たちにも舞台に上がってもらい、棒や輪を持ってもらって、何ができるかと思ったら、何と大きな竜になりました。その竜を団員と観客たちで、あたかも大空を悠々と力強く舞っているように動かしましたが、実に滞りなく滑らかに舞台の全員が竜を動かしていたのに目を張りました。その竜を動かしていた観客の一人に、僕のクラスの同じ班の人で、2年の終わりに詩文集を出版した女子YNさんがいて驚きました。
その竜の舞が終わり、公演もクライマックスで、テンポの速い音楽が流れて、先の棒や輪でいろんな小物を作り、
「お山の中行く汽車ポッポ~♪」
の歌詞で知られる童謡「汽車」のメロディーが流れると、棒で車体や煙突を作り、輪を車輪にして蒸気機関車を作って走らせ、機関車をばらして最後に棒だけで
「サヨナラ」
と文字を作って団員たちで読み上げてお開きとなりました。「汽車」のメロディーが流れたとき、歌詞に
「機関車と機関車が前引き後押し何だ坂こんな坂~♪」
とあったのを思い出し、今のJR御殿場線(国府津~御殿場~沼津)が昭和9年まで東海道線だったころに、蒸気機関車の前引き後押しで列車が山越えをしていた情景がありありと浮かびました。

金曜日だったので柔道もなく最後まで見られ、体育館から自宅までみんなして帰る夜道も楽しかった公演でした。
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  1. 2016/11/09(水) 23:49:36|
  2. その他
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  4. | コメント:2
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コメント

へぇー

 リオ様、あの厚生年金体育館って、実に多くのイベントが行われていたのですね。こちらはそんな情報も機会も無く、18年間の釧路生活で、体育館にいったのは5,6回程度でしたね。古い建物ゆえ、設備面でバリアフリー等の規格も無い、あの古い建物にも、多くのドラマがあったのですね。なんだか、あの建物が恋しくなってきました。
  1. 2016/11/16(水) 22:25:41 |
  2. URL |
  3. 釧路探訪記、管理人 #-
  4. [ 編集 ]

Re: へぇー

釧路探訪記管理人様の場合は、体育館に行ったのが5~6回といっても大方個人手配でアーチストのコンサートですよね。僕は3年間(実質1年間)で3回でしたが、うち劇団公演2回コンサート1回ですべて子供会関係での手配でした。確かに今思えばバリアフリーの設備もなく明らかに「健常者」対象でしたが、全国ネット番組の収録も行われたことがあって、印象深い体育館でした。
  1. 2016/11/17(木) 00:19:30 |
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  3. trainrio #-
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